<市場発!>顔はエグいけど、美味なんです 道外で獲れない大型シャコ:北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞
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この顔をじっと見つめてしまうと、食欲を失ってしまう人もいるかもしれません。
エビやカニとはまた違った、より「虫」を想起させる姿、形はちょっと食べる人を選んでしまうかもしれません。しかし、意を決して殻をむしると、中には淡泊なのにコクがある、独特の風味をまとった身が詰まっています。
北海道内のシャコの主力産地は、石狩湾沿岸の石狩市と小樽市です。札幌市中央卸売市場では5月に入って、昨年を上回るペースでシャコが入荷しています。量が増えてきたことで、卸値は昨年より1割ほど割安になっています。
生の魚介類が好きな方なら、生シャコを食べてみたいと思う方もいらっしゃるでしょうが、シャコは鮮度が落ちるのが早いため、生ではほとんど流通していません。市場で取引されているシャコは塩ゆでされたものです。
石狩湾では毎年4月下旬に漁が解禁になり、2カ月後の6月下旬まで水揚げが続きます。産卵期を終えた後には秋シャコ漁も行われます。「毎年、春は子持ちのメスに、秋は栄養を蓄えたオスに人気がありますね」(カネシメホールディングスの広瀬学監査役)
石狩湾のシャコの特徴はその大きさにあります。札幌市中央卸売市場では大、中、小の三つの大きさでシャコを分別していますが、小(8~13センチ)に類別される大きさのシャコはほとんど漁獲しておらず、市場に出てきません。シャコに詳しい徳島大学生物資源産業学部の浜野龍夫教授は「本州で水揚げされるシャコは石狩湾産の半分ほどの大きさしかありません。石狩湾のシャコを知ってしまうと大きく見劣りしてしまうんです。大きなシャコはいまはもう北海道でしか食べられない貴重なものなんです」といいます。
全国の産地では資源量が激減している中で、なぜ、石狩湾には大きなシャコがまだたくさん残り、いまも楽しめるのでしょうか。
■かつては「バケツ」に入れて食べていたけれど…
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