この世はコミュ障に満ちあふれている!? 『目を見て話せない』刊行記念 似鳥 鶏×千葉大学推理小説同好会メンバー座談会 | 「対談(本・小説)」一覧 | 「特集(本・小説)」 - カドブン

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コミュ障(コミュニケーション障害)の大学生探偵が活躍する日常ミステリ、似鳥 鶏さんの単行本最新作『目を見て話せない』。発売直後から共感の声が続々寄せられています! この刊行を記念して、似鳥さんの出身大学であり、作中に登場する房総大学のモデルにもなっている千葉大学にて、推理小説同好会の皆さんと似鳥さんとの座談会が実現。作者と読者として、また先輩と後輩として、作品のことをはじめ「千葉大あるある」「コミュ障あるある」などについて熱く語り合っていただきました。



ザ・大学というものを舞台に書きたかった


――今回、千葉大学推理小説同好会メンバーのお三方にお集まりいただきました。皆さんは普段どのような活動をなさっているのでしょうか?


宮里:会員は26名いて、毎週金曜の夕方、図書館に集まっています。そこで事前に決めておいて各自で読んできた小説をテーマに読書会をしたり、ミステリ映画を一緒に観て感想を語り合ったりするんです。


安田:似鳥さんの『目を見て話せない』は次の課題本なんですよ。


似鳥:おお、ありがとうございます。じつは私、入学当時はミステリにはあまり興味がなくて、コンフローレ室内合奏団に所属していたんです。ただコンフローレにはミステリ好きが多くて、ゲームの「かまいたちの夜」をやっては盛り上がっていました。そのうち、「かまいたちの夜」の設定にサークルメンバーを当てはめた小説を共作するようになって、気づけば文芸サークルか! というようなノリに(笑)。私が担当する際、犯人役や探偵役にした友人たちは喜んでくれるけど、最初に殺されたり、台詞のない役だったりすると不満が出たり。みんな面白がって読んでくれるのが嬉しくて小説を書くようになったんです。

 ところで推理小説同好会には、有栖川有栖さんの「学生アリス」シリーズに出てくる江神先輩のような怪しげな人物はいるんですか?


宮里:去年まで在籍していた先輩で、個性的な方はいましたね。その先輩の代がなかなかクセの強い方が多くて(笑)。でも楽しい方々ですし、サークルのことを気にかけてくれて、今でも学祭のときなど遊びに来てくれるんです。


似鳥:そう、なぜか個性が強くキャラが濃い人のほうが卒業しても来てくれる(笑)。コンフローレにも「何年生だろう」という時が止まったような先輩もいました。



――それでは『目を見て話せない』を読んだ感想をお聞かせください。


山口:僕が印象に残ったところは、「サ館」の説明です。


似鳥:ああ、大学のサークル会館って、だいたいああいう感じらしいですよ。高校にはない建物だから「サ館」を描くことで大学らしさが出たらいいなと思いました。


山口:他にも「あそこを書いたんだ」という場面がいくつもあって、「わかるわかる」と思いながら楽しく読みました。


宮里:確かに景色がリアルに見えてくる物語ですよね。キャンパスの中に登場人物が本当にいるんじゃないの……と思えるような。


似鳥:おお、それは嬉しいです。千葉大も事件の舞台になり得るってことですね。ただ具体的に場所がわかりすぎると読み手に緊張感がなくなってしまうことがわかりました。「ああ、ここを書いたのねー」みたいな(笑)。



安田:今回、執筆にあたって大学を取材されたんですか?


似鳥:学食が変わったと聞いたので一度、見に来ました。そのとき改めて感じたのはキャンパスが広い、いや、広すぎるということ。私は教育学部だったので理学部棟には入ったことがないかもしれない。南門から一番近い工学部のトイレはよく利用させてもらっていました。


山口:僕は北門ユーザーの理学部なので、むしろ南門側の学部棟はほとんど行かないですね。北門の近くに理学部棟と、よく利用している総合校舎があるので北門周辺で完結するんです。


似鳥:千葉大あるあるですね(笑)。東京の私大などはキャンパスがビルひとつだったりする。でも読者の中には大学に通ったことがない方もいるだろうし、せっかくなら広大なキャンパスを有するザ・大学というものを舞台として描きたかったんです。

「しゃべるタイプ」のコミュ障もいるんです!


安田:主人公にコミュ障という縛りを設けて、彼が推理せざるを得ない状況に陥らせているところが面白いです。


似鳥:日常の謎って、そもそも「聞いてまわれば解決しない?」というものが多い。それが謎として成立するためには、聞いてまわれない状況があるか、または聞いてまわるほどのことではないか、のふたつだけです。主人公はコミュ障ゆえに、疑問に思ったことを延々と考えている。じつは私も彼と同じ性質なんです。

一同:えー。見えないです!


似鳥:そう、誰も信じてくれないんですよ。「おまえは違う」と。コミュ障にもいろんなタイプがありまして、しゃべるタイプのコミュ障もいるんですよ! 普通に会話をするのが苦手だから自分がしゃべって弾幕を張っていれば安全だろう、と。テンパればテンパっただけ、しゃべり倒すんです。



安田:いろんなタイプのコミュ障がいるんですねぇ。


似鳥:はい、それを今作で描いてみたいとも思っていました。里中は私と同じくしゃべるタイプのコミュ障ですね。家に帰ってひとりで膝を抱えて、「まずかった」「ああ言ったけど、こういうふうにとられてしまったかもしれない」と気にして、SNSに書き込んでもすぐに消すようなタイプ(笑)。主人公の藤村は一般的なコミュ障ですね。最初は、彼がずっとしゃべらないまま推理する物語にできないかなと思っていたんです。


山口:それだと、さすがに寂しくないですか?


似鳥:そうなんですよ。連載時、読者から「藤村くんがひとりで推理するだけで終わるんじゃないかとヒヤヒヤしていました」といった声もありましたし。短編ならできたかもしれないけれど、さすがに連作では難しくて。


山口:そう聞くと、藤村くんひとり推理バージョンも読んでみたかったですけどね。


宮里:藤村くんが傘を前に延々と考えている……という第一話は、私にも似たような性質があるので「わかるなー」と思いました。


似鳥:延々と考えている姿をちゃんと描けるのは小説ならではですよね。映像だと地味で動きのない絵になってしまいますから(笑)。


宮里:それから自己紹介で何を言ったらいいかわからないとか、あるあるでした!


似鳥:コミュ障の人が苦手な状況に追い込まれたときの対処法は、コミュ障の種類によってもさまざま。主人公は自己紹介のアドリブに対処できていません。加越さんはしゃべることで相手のターンにまわさない人。まあ、私がこのタイプなんですけどね。会話がキャッチボールにならず、投げる一方なんです。



山口:僕はそれを延々キャッチしている人。それがいいんです(笑)。


宮里:ところで第二話に登場する西千葉のセレクトショップにはモデルにしたお店とかあるんですか?


似鳥:西千葉駅の海側の道に出ると、西友の向かいに郵便局があるでしょう? かつて私が在学していたころ、そのあたりに怪しげな雑貨屋さんのような店があったんです。入ったことはなかったけど、その店を思い出しながら書きました。そういう外からラインナップがわかりにくい店って入りにくくないですか?


安田:わかります! 私も店員さんに話しかけられるのが苦手なので買い物はほとんど通販に頼っています。


山口:藤村くんがユニクロか無印良品でしか買わないし、「カラーはモノトーン」というところには共感しました。まあ僕の場合、ユニクロや無印良品ですら敷居が高いですけど。


似鳥:ファッションが得意な人は加点法で考えるけど、苦手な人は消去法で考えるんですよね。有彩色はダメだからモノトーン、バリエーションはモノトーンが濃くなるか薄くなるだけ、といった具合に(笑)。


安田:全五話の中には、いろんなトリックが登場しますが、どのように思いついたものなんですか?


似鳥:第二話に関していうと一部、実話です。神奈川にこういう試着室のあるお店があったので使ってみようかな、と。私はトリック案を200くらい書いたネタ帳というか、トリックノートを持ち歩いているんですね。そこから選んで使っています。ただし実際に使えるものは意外と少ない。たとえば「この案を使うにはクレーン車が2台必要だ」という場合、とても大学生には使えないわけですから。


山口:そんな金があったら正攻法で人を殺せますもんね。

傍注で主人公と著者との考えの違いを説明!?


宮里:私はミステリを習作中なのですが、トリックを考えるのが非常に難しいです。ぜひアドバイスをお願いします!


似鳥:私は人様の小説を読んでいると思いつくんです。解答編に行く前にトリックの答えをふたつ考えておくと、ひとつはその小説の正解で、残りは自分のものにできますから。

一同:なるほど!


似鳥:『金田一少年の事件簿』とか、翻訳ものだと「ブラウン神父」シリーズや、『サム・ホーソーンの事件簿』などがおすすめですよ。ただ、読書しているよりもトリックを考えている時間の方が長くてげっそりしますが(笑)。あとはひたすら、バレないように漫画喫茶の隣のブースのやつを殺すにはどうすればいいかとか、空港でチェックイン機さえ抜ければ飛行機に乗れるはず、とか、そういうことを考えるうちに思いつくことが多いです。



宮里:ありがとうございます。参考にさせていただきます。


安田:この作品にはジェンダー論、人種差別、労働生産性といった現代社会の問題がちりばめられていますよね。そこは意識的に書かれたのでしょうか?


似鳥:私は最初にトリックを考えてから物語を組み立てています。もし大がかりなトリックを描こうとしたならば、重大な事件を起こすほど犯人が追い詰められるということになり、背景に社会問題が入ってくることが増えるんです。また小説を書いている以上は、社会で起こっていることを無視するわけにもいきません。アイヌ差別などは北海道の大学にも通っていた私が実際に見聞きしたことですし、「こういうこともあったんだよ」ということを知ってもらいたくて描いている側面もあります。


宮里:傍注がたくさん入っている点もユニークですね。難しい用語の説明というわけではなく、独特のスタンスで(笑)。


似鳥:デビュー作からやっているんですが、当時はちゃんと用語を説明していたんですよ。でもだんだん「もっと遊んでもいいかな」と。登場人物の台詞と私自身の考えが違うんだよと言いたいときは、傍注で逃げを打っておくこともあります。今回の作品で言うと、藤村くんは普段は私が考えないようなことを考える人。たとえば、「どうせ心の中では俺を笑ってるんでしょ」「どうせ変な人と思ってるんでしょ」といった、他人を信用しない部分が根底にある。私はそこまで人を信用しない人間ではないので(笑)。あとは、あとがきにも言えることなんですが、「入ってないと損した気がする」という読者さんがいらっしゃるため、編集さんから「もっと傍注を入れるように」と言われるまでになりました。1日パソコンに向かっていたのに傍注ふたつしか書いていないこともあるほどです。



就活は試験じゃなくて企業とのマッチング


似鳥:ところで最近の就活っていつくらいから始まるんですか?


安田:私は公務員試験を受けるので始めていませんが、友人の中には説明会に行っている人もいますね(2019年11月現在)。


似鳥:それでは最後に、私が思う就活との付き合い方についてお伝えしますね。そもそも、就活って試験じゃなく企業とのマッチングだと思うんです。ある真夏の説明会の会場で、採用担当者から「暑いのでジャケット脱いでいいですよ」と言われ、実際に脱いだ人たちが落とされたという都市伝説のような話があります。でもね、落ちてよかったと思う。合理的にジャケットを脱いだ人がそんな企業受かってしまうと、入社後、辛くなるので。

 就活=企業に選ばれることではなく、自分が企業を採点するつもりで臨んでほしいです。私は在学中、教員採用試験に落ちました。公務員試験にも落ちました。でも今は問題なく楽しく働いています。だからすぐにマッチングできなくても気にしなくていいんです。

 また「社会人になったら時間がないから今のうちに遊んでおいたほうがいいよ」という人がいるけれど、私はそうは思いません。就職したら自分の責任の上で何をしてもいいんです。就職したら終わりみたいなことを言う人がいたら「社二病」の人だと思ってスルーしてください(笑)。そしてできるだけ法律の勉強をしておきましょう。消費税増税に便乗して、家賃を値上げされた人もいたらしいけれど、そういう違法なことにも気づくことができます。知らないと損をすることが多いので、しっかり検索する癖をつけておいてほしいです。

一同:ありがとうございました!



似鳥鶏目を見て話せない』詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000375/


似鳥 鶏

千葉大学OB。2月21日(金)角川文庫より『彼女の色に届くまで』が刊行予定。

安田 みのり

工学部総合工学科都市環境システムコース3年(鳥取県出身)

宮里 華

教育学部学校教員養成課程養護教諭養成過程2年(神奈川県出身)

山口 桃弥

理学部数学・情報数理学科1年(愛知県出身)

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February 12, 2020 at 10:00AM
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